スレート瓦屋根改修工事
スレート瓦屋根改修工事
スレート系の屋根材は、基本的にめくりません。
というのも、アスベストが問題になり、
古いスレート系の瓦材にはこのアスベストが含まれています。
雨で流れ出したりはしませんが、
砕いて粉状になると飛散する恐れがあります。
この為に、めくるという行為はしません。
既存のスレート瓦の上に合板を張って下地を作り、
新しい屋根材を張ります。
この時の屋根材は、もとの屋根材が残りますので、
軽量の金属屋根材を使用するのが多いです。
一例として、瓦棒葺きをご紹介します。
瓦棒に葺き替え
下地作り
既存のスレート系屋根材の上に、構造用合板を張ります。
これを新規金属屋根の下地とします。
この上に、防水シートを張ります。
今回は、アスファルトルーフィングです。
瓦棒葺き
下地材の取付です。
今回の瓦棒は、芯木ありタイプです。(芯木なしタイプ⇒三晃式)
現場の納まり具合に応じて使い分けます。
この下地に合わせて屋根材を張っていきます。
完 成
上部カバーをかぶせて完成です。