台所改装工事
台所改装工事
奥様の城、活躍の場と言われる台所ですが、
今は、ご主人も腕を振るって頂ける場所となりました。
最近は、男の料理本なんて出ていますね。
でも、使い勝手が悪ければ、作る気分になりません。
この際、ご主人にも手伝って頂けるような
使い勝手のいいキッチンに造り替えてみませんか?
料理を作ることが楽しくなること間違いなしです。
ここでは、キッチンの取り替えについてご紹介します。
台所の全面改装でも、この工事が基本になってきます。
ちょっと写真が見にくいですが、部分的に肝心なとこだけ集めてみました。
1日目 解体、設備工事
既存キッチン撤去
既存のキッチンを取り除きます。
そして、キッチン前の壁もめくります。(タイル+モルタル壁が多いです)
この状態で、給排水配管,ガス配管を新しいキッチンに合わせて移設します。
⇒
設備工事

給排水配管の移設です。
この時にビルトインの食洗機用給排水の配管も行います。
下記の写真は、アイランドキッチンの場合の配管です。

ガス配管の移設です。
コンロをIHコンロに変えられる場合は、このガス配管は不要ですので、壁の中でプラグ止めします。
(右記はガスコンロ部分を外したところ)

レンジフード用のダクト配管を取り付けます。
これはシロッコファン用(150Φ)です。
従来のプロペラファン仕様もありますが、
最近のレンジフードはこのタイプを使うことが多いです。
2日目 下地つくり
造作工事

新しいキッチンを取り付ける為の下地を作ります。
取り替えだけでは床面の水平は触ることができませんが、壁の垂直は直します。
キッチン部分の壁すべてに合板(構造用 厚み12mm)を貼ります。
キッチン及び吊戸棚固定の下地となります。

その上に、ケイカル板を貼ります。
これは、コンロからの熱による延焼を防ぐためです。
仕上げに不燃化粧板を貼りますが、これは燃えないのですがこの裏に熱が伝わり木材であれば焦げてしまいます。
それを防ぐためにケイカル板を貼ります。(ほとんどの業者でやっていると思いますが)
本来コンロ面だけでいいのですが、段差ができるため前面に貼ります。
3日目 キッチン据え付け
キッチン据え付け

ここまでくれば、あとはキッチンを据え付けるだけです。
最初に壁面の不燃化粧板を貼り、吊戸を取り付け、キッチンを据え付けます。
最後に化粧コーキングを施して完了です。
この作業も専門の施工業者に依頼します。
あとは給排水を接続して、ガス管を繋いで(IHコンロの場合は電気)
電気配線を接続すれば、あなたの待ち望んだキッチンの完成です。
できれば、この日は使わずに(コーキングが乾きませんので)明日の
お楽しみとしてください。
次はトイレ改装工事