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壁の改装工事

壁の改装工事

改装工事の場合、洋室の部屋の壁は、
滅多なことで撤去することはありません。

窓をやりかえたり、増やしたり、
間仕切り壁を撤去したりと
壁を触らなければならない場合に最低限の壁を撤去します。

真壁の場合は、既存の壁を撤去せずに柱の上に新しく壁を作ります。

全面的に壁を撤去する場合は、
断熱性能を上げるために行う場合があります。
既存の断熱材を入れ替える為です。


ここでは、一般的な壁の施工についてご紹介します。




下地工事

真壁の場合の壁下地です。

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下地材(胴縁)を取り付けてこの上にボードを貼ります。
この下地の段階で、下地材を出したり(パッキン)
へっこめたり(柱の欠き込み)して
壁の通り(まっすぐに)及び立ち(垂直)を出します。

見栄えもありますが、後で家具等を設置する場合に、
壁にぴったりとくっつくようになります。

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壁ボード貼り

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仕上げ材(クロス等)を施工する為の下地です。

今は、乾式工法と言いまして石膏ボードを貼ります。






昔は、ラスボードと言う薄い板(これも石膏ボードです)を貼り
その上にプラスターという左官材料を塗ります。

これは湿式工法といいます。

この上に、綿壁を塗ったりクロスを貼ったり。

この工法の場合は時間がかかります。
ボードを貼り、左官屋さんがプラスターの下塗り上塗りをし、
壁を乾かして綿壁を塗る、又はクロスを貼る。

この工程を簡略化したのが石膏ボード(プラスターボード)貼りです。

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私はこの石膏ボードはハイクリンボードというのを使います。

このボードは、ホルムアルデヒドを吸収します。

また、一部に収納家具等の固定やカーテンレールの下地として
ラワンべニアを使用することもあります。




壁の断熱材

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既存の壁材を撤去した時には、断熱材を入れ替えます。

昔は、今ほど断熱材に拘りはなく新築物件の
ほとんどがグラスウール(厚み50㎜)が
入っていると思います。



しかし、昨今の新築物件では高気密,高断熱住宅が
あたりまえとなってきましたので、
断熱材もいろいろと高性能のものを使うようになりました。

しかし、高性能になればなるほど価格は上がります。

リフォームの場合は、建物すべての断熱材を
入れ替えることは出来ませんが、
せめて改装工事にかかわる部屋に対しては
考えてもいいのではないでしょうか。

規模が小さくなるのでそんなに負担にはならないと思います。
但し、部屋全面の壁材撤去が必要ですが。

私の使用する断熱材はパーフェクトバリアという商品です。

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また、グラスウールを使用する場合もありますが、
その場合は厚みが100㎜のものを使用します。




壁の仕上げ

壁の仕上げ材というとビニールクロスが一般的ですね。

しかし、一口にクロスと言っても色々な種類があります。

ここではあまり種類に関しては詳しく紹介しませんが、
クロス選びのポイントの一つとして、少し厚みのある物を選んでください。

リフォームの場合、貼り替えが殆どだと思います。
貼り替えの場合、古いクロスをめくる段階で下地(ボードの表面)が多少痛みます。

パテで処理をするのですが、微妙に段差ができる場合があります。
(新しく下地から改装する場合はそんなことはありませんが)
その下地の段差を目立たなくさせる効果はあります。

あとは色合いですね。

これは好みになりますので、この色がいいとは言い切れませんが、
一般的に青色系は涼しく、黄色系は暖かく、グレー系は無機質に感じます。

お部屋の雰囲気に合わせて選んでみてください。

また、最近はやっているのが珪藻土仕上げの壁ですね。

今の工法では、クロスと同じように石膏ボードの上に仕上げられます。

但し、クロスの施工とは違い湿式工法になりますので、乾燥時間を含めて若干日数がかかります。(費用も若干上がります)

でも、クロスと違いホルムアルデヒドを吸収し、お部屋の調湿効果もあります。
ちょっと変わった壁に仕上げるのもいいですよ。

珪藻土仕上げ珪藻土仕上げ




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